文化を持つ・幸島の猿たち(1) ~ ザ・宮崎県
宮崎県の最南端で都井岬の近くにある島が、幸島です。
この島は、野生の猿が今でも生息していることから猿島ともいわれています。
そして、この場所で猿が海水で芋を洗う姿が見られ有名にもなりました。
この島には、京都大学、霊長類研究施設も設けられていて、施設の調査員が常駐しています。
さて、この幸島にはいつ頃から猿が棲みつくようになったのか?
結果として、いつ頃からこの島に猿が生息しているかはわからないようです。
対象12年、東北帝国大学が行われた調査結果としては、幸島には90頭の猿がいて、毎年20頭あまりの子供が生まれるという記述があるとされています。
有力な説として、ひとついえることは、人里はなれたこの島で生息しているということは、人為的に持ち込まれた可能性が大きいということが言われています。
そして、昭和9年には、この島に暮らす猿たちがニホンザルとしての初めてといえる天然記念物に指定されています。
この幸島の猿達が天然記念物に指定された後、京都大学の今西錦司教授ほか研究チームが本格的な研究を開始したと言われています。
まず、彼らが最初に行なったのが、都井岬の野生馬の調査なのですが、幸島に猿が生息ということを知り、関心がそちらにむき猿調査へと移行していきました。
そして、とうとう野生猿の餌付けに成功し自由に観察できるまでになりました。
そこで結果として、人間以外にも動物の文化があることをこの幸島から世に発信していったのです。
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